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マタニティライフ、子育てライフを楽しく過ごす!調べた事などを残すブログ

1歳5ヶ月、噛み付いたり気にくわないと倒れ込んで大泣きで対処に困る

1歳5ヶ月の息子。ちょっと前までどこに行っても「穏やかでいい子ね〜」なんて言われていたのに最近は元気爆発どころか、やたら噛み付いてきたり顔をペンペン叩いたりつねってきたり髪を引っ張ったりと…かなり暴力的になってしまいました。

それから外出先でおっぱいを欲し「お家帰るまで待ってね〜」で大爆発!ぎゃ〜んと自ら後ろに倒れてそのまま床に激突。さらに大泣きに…

これはいわゆるイヤイヤ期か?と思いつつ扱いに困っていたのですが、久しぶりに訪ねてきた実母が「それ 疳の虫(かんのむし)だよ〜!」と。初耳ワードで気になって詳しく聞きました。

疳の虫って何?

実母談では、子供が思い通りにならなくて大泣きしたり(いわゆるギャン泣き)、癇癪を起こしたり、ぐずったり、手加減せずに噛み付いたり叩いたりという暴力をしたり、激しい夜泣きをするなどを「疳の虫・かんのむし・かんむし」などというそうです。

疳の虫は大体このくらいの子は一度は通る道よ、なんて言われて「宇津救命丸」を飲ますのだそうです。40代になる従兄弟が幼少期飲んでいたり、今年小学生になった姪っ子も小さい頃飲んだらしいです。子供に薬ってなんとなく抵抗感あるけど、そんなに昔からあるならちょっと安心なのかな?

宇津救命丸って!?

私は全く知らずだったのですが、宇津救命丸は昔からあるお薬で「桃の葉ローション」なども作っている会社で、なんと3ヶ月から飲めるそうです。成分はジャコウやニンジンなど、漢方にも使われるような自然由来の生薬だそう。
宇津救命丸|赤ちゃんの夜泣き、かんむしに

とても小さい瓶にビーズのような小さなお薬です。小さすぎて無くしてしまいそうな位…!

小さな子にも飲ませて大丈夫な薬なの?と思いましたが、400年以上の歴史があるそうです。
歴史は400年前から|宇津救命丸|赤ちゃんの夜泣き、かんむしに
私の従兄弟も小さい頃飲んでいたそうで、5,6歳の頃には自分の神経の高ぶり具合?で、自ら「宇津救命丸飲まなきゃ」って飲んでいたらしいです。すごい。

何種類かタイプがあります。試しに有効成分が多いという金粒を買って見ましたが、まだ小さいし普通の方でよかったかも…次買うときは糖衣にしてみようかな?

効くの?

まだ試し始めたばかりですが、1日3度飲ませた日の夜はぐっすり眠って朝まで熟睡でした。(うちの子は1歳5ヶ月ですが、未だに夜中おっぱい飲みに2,3度起きてました)
癇癪や噛みつきなどは良くなっていませんが、飲ませると落ち着くような気はしています。そんなに安い薬ではないですが、しばらく飲んでみようと思います。

飲ませ方のコツ

言葉が分かる訳ではないので、普通にハイと渡しても飲んでくれません。なのであげるときは

  • 食べ物に混ぜる(バナナに埋め込む、ヨーグルトに混ぜる)
  • 口の奥に放り込んですかさずおっぱい
  • 乳首に乗せて(くっつけて)おっぱいを飲ませる

などで飲んでもらってました。

大人にも欲しいよね

かんむし:赤ちゃんや幼児が理由もなく不機嫌になってぐずること とありましたが、大人になっても理由もなく不機嫌になる事もあるので、私も自分用に欲しいな〜、なんて思っちゃいました😅

「噛みつき」対処法

しかし実際に「噛み付かれた」時どう対処すればいいの?と思って保育士さんや保健所の相談などで聞くとこんなヒントをもらいました。

  • 目を見てしっかりと「痛いよ」「やめてね」と注意する
  • 噛まれた歯型を見せて「痛い痛い」「やめてね」と伝える
  • 注意する時は声を低いトーンにする。(いつもと違うようにする)
  • 噛まれたら「痛いよ〜」と泣く
  • 子供が倒れたりぶつかった時などに「痛かったね」と伝え、痛い概念を作る

など、基本的には言葉で注意していくことをオススメされました。言葉で「痛い」=嫌なこと というのが早くわかるといいのになぁと思います。

しかしあまりに噛まれて大変、噛まれてる最中すぐにできることはないの!?と思って私が実践して見たのは

  • 鼻をつまむ
  • 口の隙間から親指を入れて引き離す

で対処しています。一応やめてはくれるのですが、というかやめさせる訳ですが他にも良い方法があったらぜひ教えて欲しいです…😂

RSウィルスにかかった時の事

先日、1歳5ヶ月の息子がRSウィルスと言われた為、その時の経過メモです。

発症からの経過

Day1:とても元気。しかし保育園のお迎え時に黄色い鼻水を垂らした子を目撃。

Day2:前日まで殆ど全員「健康状態:良」だったのが、殆ど「せき」になる。息子もせき・鼻水がで始める。

Day3:咳が酷くなる、微熱を感じる、鼻づまりが酷くなる。祝日で医療機関が開いておらず為様子見。

Day4:お熱は37.4℃程度、咳/鼻水(鼻づまり)、下痢(日に4度)、よだれ。小児科がお休みの為耳鼻科へ。鼻吸いと診察をしてもらい、ムコダインDS50%とアスベリンドライシロップ2%を混合で処方される。他にもゼスラン小児用とクラリスドライシロップの混合薬ももらったのですが、以前抗生剤で下痢をしたのと、個人的な判断から抗生剤は飲ませませんでした。

Day5:お熱は38℃程度、やはり咳/鼻水(鼻づまり)、下痢(日に4度)、よだれが多いので自宅安静。夜寝る時など息苦しそうで辛そうです。

Day6:朝お熱が37.4℃まで落ち着く。小児科受診で鼻に綿棒を入れてRSウィルスの検査をし陽性。鼻吸いと吸入。処方薬はムコダインDS50%、アスベリンドライシロップ2%、小児用ムコソルバンの混合とビオフェルミン配合薬。お熱が下がっていれば保育園の登園も可能と言われました。しかし私に喉の違和感…

Day7:お熱は平熱(36℃代)に戻ったものの鼻水と咳、よだれはまだすごいので自宅安静。その他は元気。

Day8:咳と鼻水はかなり良くなり元気に!
しかし、私と夫が鼻水、喉の痛みと倦怠感。夫は発熱までしてました。その後1週間くらい症状が続き治っていきました。

RSウィルスについて

小児科でもらった資料でRSウィルスについて学びました。
以下、RSウィルスQ&A (大塚製薬株式会社)より。

RSウィルスとは?

風邪の原因ウィルスの一つで、赤ちゃんから高齢者までかかります。1歳までに70%以上が感染し、3歳までにほぼすべての小児が感染すると言われています。6ヶ月未満のこどもでは肺炎や気管支炎などの重篤な症状を引き起こし、死亡することもあり注意が必要です。
→私のお友達の子も、6ヶ月未満でRSにかかった子は入院してました…

RSウィルス感染症のおもな症状は?

鼻水、発熱、咳などの一般的なかぜの症状から始まりますが、RSウィルスが下気道に入り込むと、細気管支炎、肺炎にいたることもあります。陥没呼吸(息をするときに、胸やおなかがぺこぺことへこむ)がみられる、顔色が悪い、母乳やミルクの飲みが悪いなどがみられるときは早めに医療機関を受診しましょう。

RSウィルス感染症の流行時期

秋から冬場にかけて流行がみられます。だいたい11月頃からはじまり、1月にピークを迎え、3月頃まで続きます。最近は夏に流行することもあります。鼻水がでたりゼイゼイするかぜがみられる場合には、夏でもRSウィルス感染症を念頭に入れたほうがよいでしょう。

RSウィルスは大人にも感染しますか

RSウィルスは一度かかっても免疫ができにくいため何度もかかりますが、何度も感染するうちに症状も軽くなり、おとなでは咳、鼻水、微熱などのかぜの症状で済むことが多いとされています。ただし高齢者では慢性閉塞性肺疾患、喘息や慢性心不全の悪化、また肺炎の合併も報告されています。

RSウィルスはどのように感性しますか

鼻水、咳、くしゃみにウィルスが多く含まれており、RSウィルスに感染した人の手指から、かかっていない人の目やのど、鼻の粘膜にウィルスがくっつくことや、咳、くしゃみを吸い込むことで感染します。RSウィルスは感染力がとても強く、保育園、幼稚園、病院の外来や病棟、高齢者施設での流行がみられ、注意が必要となります。

RSウィルスの治療法とは

RSウィルスには特に治療薬はありませんので、対症療法になります。安静にしてゆっくり休み、部屋の湿度を保ち水分補給を心がけましょう。水分が飲めない、呼吸困難等がある場合は、入院して輸液の投与、酸素吸入等を行うことがあります。

RSウィルス感染症の予防法

インフルエンザのようなワクチンはありません。手洗いやうがいなどの毎日の心がけが大切です。RSウィルスは主に接触感染でうつりますので手をよく洗いましょう。また消毒には次亜塩素酸ナトリウム、消毒用アルコールが有効です。RSウィルス感染症により重症化しやすい早産児や心臓や肺に基礎疾患がある乳幼児、免疫不全やダウン症候群の乳幼児への予防には、モノクローナル抗体製剤であるパリビズマブがありますので、かかりつけのお医者さんに相談しましょう。

突然の嘔吐 経過と対処メモ

息子1歳2ヶ月の頃の夜、授乳していた所突然大量の嘔吐した時のメモです。

昔本や助産師さんに「乳児が噴水のように吐いたら注意」と言われてて、噴水って一体何なのか…と思ってたら 本当に噴水のように吐きました。(といっても生まれたばかりの頃に言われたので、1歳すぎた今は注意点が違うと思われますが…)

噴水ってこういうイメージだったんですが↓

↓あ、こういう噴水のことだったんだ…と実感。

ピューではなく、ボシャァァァ!
たれるというより、開いた口全部から大量の水が出て来るというか…ホースから勢い良く水が出ているような感じです。

息子はグッ、ゴポッ、ゴポォォォ、ゴポォォォと前触れ無く大量に嘔吐。私のTシャツは前面すべて濡れ、シーツにも60cm大くらいの水たまり。

それまで全く調子悪そうとかなく、離乳食食べておっぱいをねだってきた所だったので
「あれ?お腹に変な圧がかかっちゃったかな!?」「こんな小さな体からこんな沢山出て来るの!?全部出ちゃったんじゃないの…」と驚きながらシーツを替えて着替えました。
吐瀉物に血が混じるとか異様な匂いがするとかは無かったのでとりあえず様子を見ました。

2度目、3度目の嘔吐

しかし少しして今度はおすわりの状態から再度ゴボボボ…と。1回目と同じような内容物でやはり50cm大くらいの水たまり。その時うんちもしていたのですが、下痢ではなく普通のコロっとしたうんち。お熱もなさそうだし、とりあえず汚れたのでシャワーを浴びました。

吐いちゃったので水分をあげなきゃ!という事で赤ちゃん用のイオン飲料をコップで飲ませた所、すぐにまたゲポーっと嘔吐、今度は透明な水分、おそらく今飲んだのがすぐ出てきてしまった。(後述しますが、乳児は 吐いてすぐ水分をたくさん飲ませてはいけなかった のです…!)
そして吐いた後コロっと寝てしまいました。

心配になり、夜なので#8000(小児救急電話相談)に電話し現状を相談しました。

助産師さん曰く、話を聞く限りは今すぐ救急に行かなくて平気、今眠っているのであれば明日朝、かかりつけの小児科に行ってくださいとの事でした。
今普通に寝ているのであれば変に救急で大勢の人と接触したり体力を使わせるよりは、急変がなければゆっくり休んだほうがいい。ただし脱水には気をつけてと。

そして、嘔吐の子供にはすぐにお水をあげてはいけない事、嘔吐後の水分補給の始め方も教えていただきました。

嘔吐後の水分補給の始め方

嘔吐が少しおさまってきたら、このように慣らしながらあげるとよいようです。

まずスプーン1杯の水分(水やイオン水)
↓ 5〜10分
スプーン2杯の水分
↓ 5〜10分
スプーン4杯の水分
↓ 5〜10分
スプーン8杯の水分
↓ 5〜10分
それでも吐かなければ母乳を少しだけあげてみる
↓ 5〜10分 様子を見て平気そうであれば母乳を好きなだけ飲ませてもOK

とにかく時間をかけて、量は倍にしていきながら 嘔吐しないか様子を見ながらあげるそう。
小さい頃は嘔吐している時に多くの水分を摂取すると、それに反応してまたすぐに吐いてしまい体力を奪われるそうです。

ふと、手術後に全身麻酔から覚める時の水分補給のはじめ方を思い出しました。内容的には似ています。
体が本調子出ない時は、時間をかけて様子をみながら水分補給→流動食→ご飯、にすると良いのでしょうね。

その後も気持ち悪そうで、お腹がゴポゴポしていたり、ほんの少し吐いたりしていました。 スプーン4杯くらいまでの水分なら吐く量も少なく平気そうだったので少なめの量をインターバルあけてこまめに水分補給しました。
本人はぐったりしていて、水分を少し飲むとコテっと寝て、2時間おきくらいにぐずって起きてを繰り返し…明け方から下痢がはじまりました。

ご飯はいつから?

嘔吐中は固形物は避け少量ずつの水分補給や経口補水療法を行い、ご飯は嘔吐がおさまり食欲が出てからにすると良いようです。消化に良いもの、やわらかいものを与えてくださいと小児科で言われました。
下痢はもう出ていくしかないので、下痢を止める事はあまり考えなくてOKだそうです(そのほうが細菌などが体から排除されるのが早まるそう)

吐いた翌朝、小児科でウンチのチェックをしましたがロタ等は検出されませんでした。お薬は胃腸の調子を整えるミヤBM細粒、嘔吐した時にナウゼリン座薬をもらいました。

家に帰り母乳を飲んだところまた嘔吐した為座薬を使用。その後しばらく大量の黄色っぽい水便、発熱を繰り返しながら具合が悪そうでした。
最初の嘔吐から3日後から、飲んでも吐かなくなり、元気はないものの徐々に快方に向かって行きました。

余談ですが最初に子供が吐いた日から2日後、私も嘔吐・下痢・発熱になったので何らかの感染をしたのかもしれません…(同じようにミヤBW細粒を処方されました)

常備品が増えました

今回はノロやロタではなさそうでしたが、もっと大変な胃腸系の感染だったら…と思い
クレベリンやアルコール消毒液、ハイター(もしもの時に次亜塩素酸ナトリウムで消毒できるように)などを家に備えました。使い捨て手袋もあった方が良いでしょう。

また、突然の嘔吐にもすぐに経口補水療法ができるようにOS1を何本かストックしました。
次何かあった時は今回よりもうまくフォローできるようにしたいものです。

かぶれテストに行ってきた

生後半年くらいから、目の周りが赤くなったりして「あれ、ちょっとアレルギーっぽいのかな?」と思ったり、
首まわりが赤く湿疹になって、弱いステロイドを塗ると治るけどすぐ再発…を繰り返していて気になっていました。

引越しがあったので、新しく近所の皮膚科に行った所
「見た感じアトピーって感じじゃない」
「原因が洗濯洗剤だったりする場合もある」
「いつまでも薬を塗るのもいやでしょうから、かぶれのテストをしてみましょうか」
という事で、パッチテストをやってきましたので、体験記を書きます。

診察の流れ

息子のかかった皮膚科では、診察は先着順ですが検査は事前予約制で時間指定がされています。流れとしてはこんな感じでした。

(初診時)
パッチテストを勧められる。パッチテストの説明や持ち物など説明、検査を予約

(検査の日)
テストするものを持参し病院に渡し、作られたパッチを貼ってもらう

(2日後)
診察(先着順)。パッチを剥がし診断

テストの準備(身の回りの薬剤を持参する)

準備する材料は主にこんなものがあるそうです。
この中で普段使っているものを持っていきます。問診があるので気になる点はちょこちょこ看護師さんに聞きました。

  • シャンプー、リンス、コンディショナー
  • ヘアスタイリング剤
  • ヘアカラー、パーマ液
  • メイク用品(化粧水、乳液、下地、ファンデーション等)
  • 洗顔料、石鹸、ボディーソープ
  • 歯磨き粉、うがい薬
  • 日焼け止め
  • 入浴剤
  • 洗濯洗剤、柔軟剤
  • シャワーの水道水
  • 使用中の外用剤、保湿剤など

太字が今回息子が受けたものです。
私は百均の小さなタレビンに入れ、マジックで品名を書いて持参しました。

パッチを貼る

看護師さんに背中へ大量のパッチを貼ってもらいます。
これを2日間…掻いたり剥がさないようにしなきゃいけないので、聞き分けの無い1歳の子にはちょっと大変でした。

お風呂は、シャワーの水などが多少かかる程度は平気でも、なるべく濡らさず、浴槽やプールは入れないそうです。
なので急ぎでないなら汗が少ない涼しい時期の方がオススメ。

結果

2日後に再度皮膚科へ行き、パッチを剥がして15分後に診断となります。先生が順番にパッチの痕を見ていって赤くなっているところをチェックしていきます。

チェックの結果、初めての沐浴時から使っていたボディーソープやいくつかのクリームなどに反応が出ていて使うのを止めることになりました。

同時に皮膚科でいくつか選んである低刺激のボディーソープやシャンプーなどもチェックしてもらっていたので、その中で反応が出なかったものを使用する事に。

ついでに私も

母親である私も、頭皮がよくかぶれるのでチェックしてもらった所、シャンプーが合っていませんでした。

そして、息子と同じボディーソープなどもチェックしていたのですが、親子で同じ傾向になると思いきや、息子がダメなボディーソープが私は平気だったり、逆に息子が平気なボディーソープや入浴剤が私はダメだったりと、結構な所で反する結果が出てました。

親子だからって大丈夫とかは無いんですね…難しい。

ボディーソープ変えたら、前よりは肌が良くなった…気がする!

ボディーソープを変えてしばらく経ちましたが、前より良くなってる気がします。でも息子は多分かぶれやすい体質なので、食べこぼしなどから首が荒れたり夏になりあせもができてしまったりする事が多く、ステロイドをつける事がやはりちょこちょこあります。

こればかりは、保護者が肌を綺麗に保ち保湿を心がけてあげることしかありませんが…もし原因不明の肌トラブルに悩んでいる人がいたら、日常使っているものを疑ってパッチテストしてみるのも一つの手かもしれません。

日赤の小児外科の病室(個室)と入院時持ち物リスト

日赤医療センターで1泊2日手術入院をしてきたので、お部屋や持ち物についてまとめました。
手術や入院は何かと不安ですし、うちは殆ど私一人で準備・対応しなければならなかったので大変でした。
実際に入院してスムーズに運べるよう、あってよかったもの、準備しておけばよかったものも整理しました。

入院する部屋と差額室料

小児外科は病棟が6Aと6Bがあり、今回は6Bに入院しました。他の子も手術入院の子たちだったようなので、6Bは手術の子が多く入っているのかな?と思われました。ちらっと見ましたが、大部屋(4人部屋)と個室が連なっており、中には給湯室や沐浴室、ウッドデッキの見える窓辺にプレイルームなどもありました。

個室の設備

部屋には一通り必要なものが揃っていました。

  • 小児用柵付きベッド
  • ソファ
  • 簡易ふとん台
  • 付添者用ふとん(有料、7日目まで1,550円)
  • テレビ
  • 収納
  • シャワー、トイレ
  • 洗面台
  • おむつゴミ箱、袋

  • アメニティ

    • タオル類(ハンドタオル、フェイスタオル、バスタオル)
    • 足拭きマット
    • シャンプーセット(シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ボディークリーム)
    • コットン、綿棒
    • ボックスティッシュ
    • 歯ブラシ
    • ヘアブラシ
    • コップ
    • スリッパ

タオルとスリッパは特に助かりました。
タオルは毎日交換ありで、追加が必要な場合は持ってきてもらえるそうです。

持ち物リスト

今回はもともと予定されていた短期の手術入院でしたので長期などの場合は内容が変わると思われますが、参考までに。

子供(1歳前後)用の持ち物

  • 診察券、保険証、乳幼児医療証、母子手帳 …必需品です
  • 着替え …冬でも暖かいので、半袖、ベストなど調整しやすいものもあると◎
  • おもちゃ、絵本 …お気に入りをベッドに置いたり
  • おむつ、おしりふき …売店で買うと高めです
  • スキンケア …普段使っている保湿剤などがあれば
  • 爪切りハサミ
  • ストローマグなど …普段飲むのに使っているもの。哺乳瓶も慣れた乳首などあれば持参で。
  • スプーン、フォークなど …もし使い慣れたものがよければ
  • 食器洗い・スポンジ …マグマグなどを洗う場合
  • 食事用エプロン
  • 飲み物 …ゼリー飲料(覚醒後水から固形物に移行させていく過程にあると安心です。)、赤ちゃん用飲料、お茶など。
  • 離乳食、おやつ …絶対必要です。退院日は食事が出ませんでした。売店にもありましたが、種類は少なく高かったです。
  • 子供の靴、サンダル …歩くようでしたら
  • 子供用シャンプーやボディーソープなど
  • ガーゼタオルなど …洗顔用
  • 歯ブラシ
  • ウェットティッシュ …口をふいたり何かと重宝します
  • 肌がけ …病室に掛け布団は無く バスタオルを掛けてくださいと言われました。大きめのバスタオルや肌がけを持参したほうが良いかも
  • 抱っこ紐 手術が終わり麻酔から覚め2時間位は水分も飲めません。この間抱っこでしのぎました。

付添入院者用の持ち物

  • 筆記用具、印鑑 …入院書類などに使います
  • 着替え →Tシャツ(半袖)とカーディガンがあると良いです。…冬でも院内は暖かく、看護師さんは半袖です。
  • スマホなどの充電器
  • スキンケア、化粧品、洗顔などのお泊まりセット
  • ドライヤー …個室にシャワーはあるもののドライヤーはありませんでした。シャンプーしたい人は持参で!
  • 非常食、お菓子など …1歳前後の付添だと代わりの人がいないとなかなか買い物に行けません
  • 飲み物 …すぐに買いに行けない場合もある為何本か持っておくと安心

これらの荷物を小さめスーツケースと大きめトートバッグに入れました。私と息子だけで入院したのでベビーカーも持って来ましたが、荷物を持ってくれる付添者が他にもいれば要らないかもしれません。子連れで荷物が持ち運びやすいスタイルが良さそうです。

日赤の小児外科へ手術入院② 〜手術当日〜

前回で手術前日(入院開始日)の流れをまとめましたので、今回は手術当日の流れをまとめます。
http://maty.hatenablog.com/entry/2017/06/21/111648maty.hatenablog.com

食事・水分摂取時間を再確認する

さて、固形物の摂取や母乳、水分の摂取制限について説明を受けた事は前回書きました。指示された時間以降はそれぞれ口に入れてはダメなので気をつけましょう。

息子は朝一番の手術だそうなので、食事は手術前日の夜が最後になります。

4時頃(うろ覚え) 水分摂取制限

看護師さんが「最後の水」を持ってきてくれます。これで手術まで母乳も水分もすべてNGです。
その時に検温や血圧測定がありました。

7時半頃 手術着に着替え

手術室へ移動する30分くらい前に看護師さんが手術着を持ってきてくれました。ズボンなしの甚平のようなものです。
黄色で可愛らしいです。着替えて再度呼び出しがあるまで待ちます。

8時頃 手術室へ

手術予定時刻に看護師さんが迎えにきてくれます。まだ歩くのがよちよちの息子は、付き添い者が抱っこして手術室へ向かいます。手術室の入り口までは他の付き添い家族も一緒に行けますが、実際に手術室まで付き添えるのは1名のみです。そこの看護師さんへ名前などを告げ息子を引き渡し、付添者は病室へ戻って待機です。

手術時間はずっと病室で待機していました。
(後述しますが、ここでゼリーなどの流動食、離乳食が無ければ離乳食などを売店で買っておくのがオススメです)

9時半頃 お迎え

想定時間よりも30分くらい遅く、看護師さんが迎えに行きましょうと病室に来てくれました。

手術室の入り口で待つと、担当医から今回のオペ結果の説明を受けに別室に通されます。何名かの先生も一緒で、黒板で図を書きながらオペの結果を説明してもらいました。うまくいったとのことでした。

説明の部屋から出ると、看護師さんに連れられベッドの上で息子が泣いていました。抱っこして病室まで帰ります。
小さなおててに点滴がしてあります。絡まったり取れたりしないように注意しながら過ごします。
(抜くときに知ったのですが、今の点滴は針がプラスチック製で、曲がったりしても変に刺さらないようです)

水分摂取や食事の再開などは説明がある通りに始めます。麻酔がさめるまで下手に飲んだりすると詰まってしまったりする可能性があるので時間を開けるようです。

抱っこ紐が大活躍です!

うちでは水分再開まで2時間くらいあったのですが、息子は抱っこ紐でずっと寝ていました。なかったら辛かったかも…(母乳もあげられません)

12時すぎ

水分再開の時間に看護師さんがお水を持ってきてくれ、それを飲みます。

その後母乳、ゼリーなどの半固形物、固形物と順に様子を見ながら与えてくださいとのこと。
水以外は病院から出る訳ではないので、売店で買ってくるか予め用意しておく必要があります。
子供は入院病棟から出られないので、看護師さんに付いていてもらうか寝ている隙などに行くしかないのですが、術後は厳しいので手術中の時間などに用意しておくのがオススメです。(私も前もって教えて欲しかった…)

14時すぎ

水分や離乳食が食べられたら点滴が外されました。その後は医師の診察があるまで部屋で待ちます。
点滴が外れたので、共用部のプレイルームで遊びながら時間を過ごしました。

退院

朝一での手術でしたが、診察は17時頃、退院したのは18時過ぎ。病室にいても退院予定日には離乳食等もまったく出ないので正直辛いです。
病室で二食持ち込みで和光堂を食べました。子供の食料や水分などは余裕をもって準備しておいた方が良いでしょう。

個室料金などは、窓口の時間外になってしまうので1週間後の検診精算時に一緒に払ってくださいとの事でお会計はなし、退院証明書などもその時に受け取るそうです。

帰宅

さて、家に帰ってきてからはもう普通の生活ができます。
傷口には特殊なテープが貼ってあり、オムツもOK(ただ、なるべく湿気がこもらないように頻繁に替えてあげましょう)お風呂は1週間後の検診までシャワーです。

しかし、息子のテープは2日後には剥がれてしまい慌てて電話しましたが、大丈夫との事。かなり怖かったのですが今は傷も綺麗に治っています。子供の再生力おそるべし…それにシワと同じ方向に切り口があったので目立ちません。


以上が手術レポートとなります。

手術前後は何も口にできない時間が数時間あるので、その間うまく過ごす工夫が必要です!特に1歳だとまだ言葉が分かったりはしないので、抱っこやおもちゃなど気分を紛らわせられる方法を親が用意しておくのがおすすめです。

それから退院日は食事が出ないので、1泊2日で手術予定の人は食事・飲料の確保を忘れずに!

日赤の小児外科へ手術入院① 〜術前検査・入院手続き〜

日本赤十字社医療センター(渋谷区広尾)の小児外科で手術と入院をしてきました。
出生時の新生児検診で停留精巣を指摘され経過観察をしていましたが治らず、1歳すぎたところで手術となりました。

これから手術を受けたり入院する人へ、どんな感じだったのかや、こうすれば良かった点など伝えられればと思いレポートします。

今回は1泊二日の手術入院のため、超短期&個室でのレポートです。長期だったり大部屋だと状況が違ったり準備も増えると思われますのでご留意ください。

手術前後の流れ

生まれて数日後に産院で行った新生児健診で停留精巣を指摘される

1ヶ月後、小児外科で診察 (生後2ヶ月)

半年後、再度診察(生後8ヶ月)

診察・術前検査(1歳になった月、手術の2週間前)

入院、手術

術後検診

  • 約1週間後、診察(傷のチェック)
  • 約1ヶ月後、超音波検査と診察
  • 約3ヶ月後、検診

日赤医療センターで生まれ、院内での紹介になるので慣れた病院での検査・手術で安心感がありました。

停留精巣の診察と術前検査

停留精巣は1歳までに自然治癒する事もある為経過観察をしていました。1歳になった月に再度診察し、変わりがなかった為手術を勧められました。

基本的には1歳以降に自然治癒は期待しにくいらしく、早めに手術して精巣を固定してあげるほうがいいそうです。
息子の場合は精巣が陰のうまでは降りてきているので、手術もそこまで難しいものではなく、リスクも低く1泊2日での手術になるだろうと8ヶ月頃の時の診察で言われていました。その時に1歳で治ってなかったら手術を受けることは心に決めていました。

術前検査の種類

  • 血液検査
  • 心電図
  • レントゲン撮影
  • 麻酔科診察

検査室は点在している為、院内で移動が多くなります。術前検査を受ける時はベビーカーで行ったほうがよいでしょう。
私は抱っこ紐で行っていた為、毎回子を下ろしたり荷物を運ぶのに苦労をしました。

また、血液検査やレントゲンはスタッフの人がやってくれるのですが、心電図は子供がおとなしくしていないと出来ません。1歳になったばかりの子が黙ってベッドに寝ていてくれるはずは無く一度目はギャン泣きで失敗…他の検査をしたり離乳食を食べさせてお昼寝した状態で再度やってもらいました。心電図はお昼寝中じゃないとかなり厳しそう。

術前検査当日の離乳食

診察・検査を同日に受けたので、待ち時間も含め時間がかかります。途中で離乳食の時間に当たりますが、日赤の院内には授乳室しか無く離乳食あげられる部屋は無いので、1階の食堂で自分のランチがてら離乳食もあげました。ベルトは無いものの子供イスがあるので、そこに座らせて食べさせました。心配な人はキャリフリーなどのチェアベルトを持参したりベビーカーで行くとよいと思います。
気候が良ければお弁当を持って外テラスのテーブルやベンチで食べるのもオススメです。

入院予約

術前検査が一通り終わり、最後に入院予約を行いました。ここで個室などの希望を伝えます。 小児病棟では4人部屋と個室を選べると言われました。4人部屋の通路側は差額なし、窓側だと+2100円、個室だと+29,500円のようです。
病室について | ご来院される方へ | 日本赤十字社医療センター(渋谷区)

ホテルとは違い1日の切り替えが深夜0時なので、1泊2日の予定でも二日分の料金になります。 うちは1歳になったばかりでじっとしていられなく、授乳中で夜泣きもある為個室にしました。実際入院してみたところ、小学生のお子さんなども多く入院していたので、差額室料は大きいですが息子が泣いたりハイハイしても迷惑にならず気持ちにゆとりができ個室で良かったです。

また、個室はタオルなどのアメニティも付いているので、荷物が少なくてすみました。

いざ入院

まずは診察

入院予定日に時間指定があり、小児外科(外来)で診察を受けます。うちは13:00〜13:30で指示されました。この診察で手術の担当医から最終的な手術の説明、手術個所の確認とマーキング、同意書などの書類を渡されます。わかりやすく説明をしてもらえますし、質問なども無いか丁寧に聞いて下さいました。

ここから手術・退院まで先生に会う機会は何度かありますが、この機会ほどじっくり話せる場はなくなるので、心配事や質問、術後の対応など聞きたい事があればこの時にすべて聞きつくすとよいと思います。

病室へ

診察が終わると、次は入院受付に行き病棟の説明などを受け行き先を指示されます。入院病棟に入るためにはセキュリティカードが要りますが、受付の警備員さんから「このカードは明日で使えなくなる」という説明を受けます。病室に行ってから「ファミリーカード」という入院期間中使えるカードを申請する手続きがあるので心配しなくて大丈夫です。

おおまかな流れはこんな感じでした。

入院受付へ入院証書など提出。ファイルを受け取る

入院病棟前の面会受付でカードキーを受け取り指定の階へ。ナースステーションにファイルを渡す。

病室へ案内される。担当がお部屋設備の説明なとをしてくれる

貸し布団担当者が説明、料金の支払い

担当の看護師へ、医師から貰った同意書などをわたす、離乳食や母乳ミルクなどの現状説明

検温、血圧、身長体重測定

麻酔医や医師が様子を見に来てくれ、挨拶

最終の固形物や母乳、水などの接種時間説明

明日の手術の順番や時間などの説明

食事(1泊2日ですが食事が出るのはこの1回のみ)

睡眠