体温計の違い
子供が生まれたことでよく使うようになった体温計。
実は低価格帯のものと高価格帯のもので全く計測時間が違って戸惑った時のメモです。
実は色々種類がある体温計
わきや口に差して測る電子体温計、耳で測るタイプの体温計、非接触(赤外線など)で測る体温計など、測り方や測る場所も違う様々な体温計があります。
その昔はガラスの中に水銀が入った体温計で、測り終わったら振って戻したりもしてました。
病院などでよく使われる体温計は、脇で検温し2-30秒で結果がでるタイプの体温計を使うことが多いのではないでしょうか。
安けりゃいいってものではなかった!
病院で使われているタイプなら間違いないだろう!と思って似たような形(わきで測るタイプ)の安い商品を買ったら全く別物でした。
ドラッグストアや家電量販店で600円くらいで売られているものだったのですが、計測終了のアラームが鳴るのに5分以上かかってしまいます。
大人であれば多少遅くてもじっとしてればいいのですが、赤ちゃんや子供で5分も脇を押さえておくなんて無理です。なんだこれ…ということで病院の体温計をよく観察しました。
使いやすいのは2000円以上の高価格帯な体温計!
子供に使うならこれは絶対条件です。2000円程度の価格差なんて考えられないくらい、というより600円クラスの体温計じゃ検温不可能でしょ!てくらい違います。だって暴れません?うちは30秒でギリギリです。
もし暴れる子供をなんとか押さえつけて検温している方がいたとしたら、速攻で買い足すことをオススメします!
例えばオススメはこの辺です。この二つはうちでも使っていて割と測定値も変わらないので重宝してます。計測終了も早いです。オムロンの15秒タイプは過去10回分の検温日時や体温のメモリもついてるので、病気になった時にメモを忘れても振り返れるのが便利です。
購入時に注意なのは、名前ではなく測定時間と価格を見ましょう!ということです。 例えばこちらの「けんおんくん」は。同じけんおんくんでも計測時間が長い方です。
最初に書いた計測が早いものは「15秒」など、時間が大きく書いてあるものが多いです。
それでもわかりにくいので、ざっくり安いのはダメ、2000円以上なら早い、(検温時間をよく見て書いましょう)という感じで覚えておきましょう。
日赤で使われていた体温計をチェック
病院で使っていた体温計が使いやすかったので、調べたらテルモのC205という商品でした。
病院で使われているのだから正確性もあるだろうし、約30秒で出る予測温度が出た後もそのまま脇にはさんでおくと、約10分で実測値も測れるそう。
これ、よく見ると「ET-C205S」というのと「ET-C205P」というのがあって、見た目はほぼ一緒ですが、ロゴの色、希望小売価格、表にアルコール消毒可が書いてあるかないかの違いがあって、両方ネット通販に出ているのでテルモに確認してみました。
結果、商品は同じもので、販売経路で型番が少し違うのだそうです。
ET-C205Sは医療機関向け、ET-C205Pは一般販売店向け。これで安心して購入できます!
中身は同じとの事なので、安い方を買えばよさそうです。
→購入してみました。ケースから出すと自動でオンになり、すぐ測れるようになり便利です。
しかしケースにしまうまでオフにできないようなので、管理には注意しないといけないかもしれません。 また、リセットボタンなども無いので測り直したい時は一度ケースにしまう必要があります。 ボタンなど無いシンプルデザインなので、掃除などは簡単です。