maty*life

マタニティライフ、子育てライフを楽しく過ごす!調べた事などを残すブログ

病院(産院)の決め方…私の場合

前回の記事で病院の種類について少しまとめました。 maty.hatenablog.com

今回は私が日赤医療センターへ通院・出産することに決めた理由ついて少し書いてみようと思います。

家(職場)からの通いやすさ

出産までには検診の他にも意外とたくさん通院します。
補助チケットは14回ですが、検査で通院したり、心配事や体の不調があって診てもらったり。

その他病院主催の両親学級や説明会、ヨガのイベントがあったりと病院を訪れる機会は多いです。

出産が始まる時は通常「陣痛が◯分間隔になったら家を出る」と指示されるのですが、破水時はすぐに病院に行く事もあるので、すぐに行ける距離の方が安心です。

私の場合は、初診時すでに場所未定の都内で引越す事が決まっていて当時住んでいるエリアを離れる事が分かっていたので、どのエリアに行っても通える範囲という事で都心の病院を候補にしました。
今の家からは車で30分程度、電車で40分程度の距離ですが「ちょっと遠いね」と反応される事が多かったです。

ちなみに日赤医療センターセミオープンシステムというのを実施しており、 出産は日赤でするとしても34-35週までは提携した医院で検診を受けられるシステムもあります。ただし問題がある場合やハイリスクの方は受けられないので、希望の方は病院で相談すると良いと思います。

お産の方針(バースプラン)

病院によってお産の方針やバースプランの特徴があります。 母乳育児へのこだわり度、母子同室か別室か、フリースタイル出産の取り扱い、無痛分娩のありなし、NICUのありなし、面会時間の制限や付添いで泊まれる人数の制限 などなど…
病院を決める時に、絶対にしたい事があればそれが実現可能な場所を選ぶ必要があります。

私は血液型がRH-なので、総合病院でとにかくリスクを減らすことを中心に考えました。そしてNICUなども併設されている所で絞り、次に自然分娩、母乳育児とぼんやり考えていました。

日赤医療センターは救急病院で規模も大きく、ユニセフの赤ちゃんにやさしい病院に選ばれており
母乳育児奨励・自然分娩奨励で、バースプランの自由度も高く、以前別の日赤の病院にかかった事もあったのでひとまずこちらに行ってみよう!という感じで決めました。

後から知ったのですが、日赤医療センターは帝王切開がとても少なく、第一子を帝王切開していても 第二子出産時に医学介入の必要性が無いと判断された場合は経腟分娩を受けてくれるなど、他の病院に比べて自然分娩へのサポートが厚いようです。
もしも出来るだけ経腟分娩を希望する方には良い選択肢なのではないかと思いました。

費用

そもそも出産の予算によって選べる病院が限られてくるので費用は優先度の高い項目かなと思います。

病院に問い合わせたり、ホームページなどで公表されている「出産費用」が大体目安になるかと思いますが、実際には
検診費用 + 出産費用 + (個室希望の場合)個室料金
がかかります。実は検診費用も病院によって違うようで、チケットを使って+αで支払う金額は多少違うようでした。その他にも妊娠中の風邪などで保険適用の医療費など細々と。

さらに妊婦友達に他の病院の話などを聞いてみると、元々の出産費用に含まれているものが病院によって異なる事を知りました。
出産費用が高くても既に個室料が含まれている金額になっていたり
入院中のパジャマや骨盤ベルトなど、病院側が用意してくれるものの種類や数が違ったり、
ぱっと見の金額が大体同じでも、最終的にかかる費用には差が出そうです。

そうはいっても、分娩予約はそのような細かい条件などを説明される前に締め切ってしまう事が多く
費用面で全容をすべて納得して決めるのはなかなか難しいです。

それに妊娠中トラブルがあったりして検診の回数が増えたり、管理入院で数ヶ月入院する場合も無きにしも非ずなので、出産費用は参考に留め余裕を持って考えておきたいところです。

産院によっては分娩予約時に予約金を支払う必要がある施設もあるようです。

分娩予約については、都立病院などは妊娠7週くらいの時には埋まってしまったり、その他の病院も20週くらいまでに受付終了するところが多いです。
一般的に、都立や市立病院などの公立病院のほうがその他の病院より安い場合が多いようです。
そのかわり分娩予約もすぐ締め切られてしまうので、公立病院希望の人は妊娠がわかったら即行動するのが良いでしょう。

私の通う日赤医療センターでは2016年1月時点で、初産だと自然分娩で [64万円〜68万円] (http://www.med.jrc.or.jp/visit/tabid/325/Default.aspx) 個室希望の場合は 2.5万〜15万/日 かかります。

部屋数が限られている為、希望は分娩予約時に記入しますが、必ず第一希望の部屋に入れるわけではなく、出産時空いている部屋に入る事になります。

床数の多い個室だと39,500円なので、6日入院したら約24万円プラスで、けっこうな額になります。差額ベッド代なしの場合は4人部屋となります。予約金は特に必要ありませんでした。

また、日赤は紹介状なしの初診で行くと5,400円 (2015年時点)かかります。予約がとれる日が先になる場合もあるので注意しておきましょう。